第147回競作、選評

 第147回競作『気体状の学校』

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こんにちは、タイトル選択者です。

あちこちから「タイトルが難しい」と聞きましたし、私自身も書く時にとても難儀しました。
投稿数が少なかったら、半分くらいは責任を被ろうかと思っていましたが、
無事21作も投稿されて、しかも良作揃い。ありがとうございました。

選評です。

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△<気体状の学校10>(雪雪)
>日付より晴天が重視される。

このタイトルでこんなに爽やかなお話が読めてほんわかしました。
穏やかな文体に読めたのですが、よく見るとそんなにかなが多いわけでもないのですね。
なんだろう、難解な漢字をあまり使ってないからかしら。
初夏によく似合うお話で、読後感がとてもよかったです。
次点。


×<気体状の学校12>(海音寺ジョー)
> 爆心地には、もともと学校があったらしい。

魅力的な導入からまさかのオチがそれかよ!
やろうと思えばいくらでも発展できる設定なのに、安直というか。
なんだかもういろいろ残念に思いました。
逆選。


△<気体状の学校15>(はやみかつとし)
> ここでは学びの構造は可視化されない。

徹底的に化学要素で語った良作。
思ったより化学っぽいお話が集まったのでインパクトこそ弱いですが、
丁寧で好みです。
次点。


◎<気体状の学校19>(テックスロー)
> 愛とは何か。

化学要素満載で、かつ、しっかり物語っていて、見事だなあと思ったのですが、
>水素原子H三つが愛素Lに変わる
がどうしてももやもやしてしまって。

「原子」と「愛素」が別基軸のものというのはわかってはいるのですが
水素原子の陽子が一つ、三つで陽子三つ、周期表1-3は埋まっている、となると
愛素はヘリウム、リチウムだったりするのかしらと考えてしまいました。

でもこれ難しいですよね、他にいい表現の仕方は全く思いつきません。
何度繰り返し読んでも、見事、素晴らしいという感想は変わらず、
特選にします。

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息をしたり、寝たり、食べたり、音楽を聴いたり、500文字小説を書いたりしています。
鉄の街出身、晩秋生まれの嘘詠い。

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