第140回競作、選評

 第140回競作『お願いします』

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○<お願いします4>(磯村咲)
> 夏の夜だった。

奇妙さと、それをまとめあげるストーリーの調和のとり方が今回ではピカイチ。
無理矢理な起伏を作らない語りのトーンが心地よいです。


○<お願いします8>(まつじ)
> 電話ボックス、

変なおかしみがあって好きです。
出てくる単語がバラバラで、下手にやるとごちゃごちゃしてしまいそうですが、
いい塩梅でばらけない程度の統一感があります。お見事。


△<お願いします11>(千百十一)
> お願いします、

冒頭、下ネタかと思ったのは私だけ……?
それはともかく、変なお話で面白いです。
ただ、タイトル処理が微妙なところで巧くいってないんじゃないかな、と思いました。


×<お願いします21>(脳内亭)
> 魔獣がいる。

作品本文とタイトルが巧く合っていません。結びつきがイマイチな感じです。
「魔獣」という単語で奇妙さを演出しているように読めるのですが、
このストーリーに対して、こんな大仰な単語を持ってきたことで
逆にお話が薄く、というか軽薄な感じになっていませんか。

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Author:こおり
モノカキ時は「氷砂糖」の筆名使用。
息をしたり、寝たり、食べたり、音楽を聴いたり、500文字小説を書いたりしています。
鉄の街出身、晩秋生まれの嘘詠い。

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